子どもの貧困って・・・・・

あるテレビ番組を見ていて、
「えっ、子どもの貧困なんて日本にはないんじゃないの?」と、いわゆる芸能人出演者が口火をきった。
見ている私の方が「えっ、これだけ話題になっているのに」と不愉快になった。
いろいろな地域で「子ども食堂」ができている。安い金額で食事を提供することだけが語られるが、一人で食べるのではなく、仲間と一緒に食事をすること。
その背景には、保護者の貧困が見えてくる。
「働いても、生活が追い付かない。」との声が聞こえてくる。
また、貧困は連鎖する。
十分な金銭的、精神的な支えがないまま、おとなになること。それが問題となっている。

テレビの出演者も解説していたプログラムの中で「視野」が広がったかも。
子どもの人権をまもること。
今までも生活者ネットワークは「子どもの権利の視点」で課題を整理し、政策提案をしてきたが、その政策の浸透度は薄い。
もっと、声を大にして伝えていかなければと思う。
そして、もうひとつ考えたこと。
子どもの貧困については「私は少し、知っていたけれど」

内容も良く理解できていないうちに、憲法改正。
聞く耳を持たなければ、通り過ぎていくのかもしれません。
それって、怖いです。