「香害」についてアンケートのご協力ありがとうございました

国分寺・生活者ネットワークでは、実際、市民のみなさんはどう感じているか「香り」についてアンケート調査を行いました。ニュースや街頭、HPでも呼びかけ60人をこえる方々の協力がありました。

その結果、匂いに関する関心は高く、また、回答した人の約6割が悩みや不安を抱え、化学物質過敏症などの人体への影響は、回答者の9割の方が「聞いたことがある」「知っている」状況にありました。いただいた意見の一部をご紹介します。
●香りが気になる場所
バスや電車 25人
ベランダや共有エレベーターや階段 15人
スーパーやドラックストア     13人
幼稚園や保育園 学校など     10人

●不安や悩み
・近くで長い時間かがされると息苦しくなる頭痛・気持ちが悪くなる
・近隣の洗濯物や風呂、換気扇から来る香でベランダが開けられない。。
・どこもかしこも香りだらけなので出かけられない、人と会えない。
・子どもの健康が心配
・子どもの学校の給食着をもちまわりで洗濯するが、柔軟剤のにおいがきつく、とれなくて苦
痛。
・自分に問題がないと過敏症の方の苦労を理解しにくいので、繰り返し広報が必要

「香害」ついては、一部の人たちだけの問題ではなく、全ての人の健康に関わる問題ということが調査結果からわかります。
9月の国分寺市議会で高瀬かおる議員が質問をしていますが、今後も公共の場とくに子どもが使用する場などでの啓発や化学物質として表示を求める動きを東京・生活者ネットワークとともにすすめていきます。