昨年は戦後60年という節目の年。平和に関する企画があちこちで催され、憲法を考える集会も数多く開催されました。一方、10月には自民党から現行憲法を大幅に改正する内容の「党新憲法草案」が出され、9条では「戦争放棄」を維持しつつ「自衛軍」の保持が明記されました。
憲法は国家権力が国民の最大の権利である平和、基本的人権、国民主権を侵害しないよう、公権力を制約するものでなければいけません。特に平和については9条を改正することなく、平和外交をすすめ「攻撃しない国」「攻撃されない国」にすること、またアジア地域を視野にいれた「多国間平和安全条約」の締結をすすめることが重要とネットは考えています。
戦争を知らない世代が殆どとなった今。だからこそ戦争の過ち・平和への思いをしっかり、次世代へ語りつづけ、もう決して、道をまちがうことがないよう、政治へきちんと目と耳を向けていきたいものです。