なかなか進まない障がい者就労、増え続けるゴミ問題、減り続ける緑、後継者不足に悩む都市農業、遊ぶ場所をなくした子ども達、行き場のない高齢者、輸入に頼る食料・・・やわらか頭を使ってみんな解決できそうです!そんな妙案の実例を見るためNPO法人「やまぼうし」見学会が行なわれました。
7月11日(火)、当日は国分寺、国立市民を主に青梅、武蔵野市等からも参加があり、バスの補助席も全部埋まってギュウギュウ詰めで出発。さて、どんな所に行くのでしょう。 ①用水保全、遊休農地の耕作現場:日野市内を流れる淺川近くに護岸工事のされていない、メダカやドジョウが泳いでいそうな小さくて美しい用水がありました。ここは高齢化によって耕作しなくなった農地を「やまぼうし」の障がい者が耕作し、側を流れる農業用水の保全作業を行っている現場です。作っているのはもちろん有機肥料で育てた国産大豆。地主にとっては大事な土地が荒れ放題にならずに済む上、時には賃貸収入というメリットがある。更に今となっては数少ない用水が残り水と緑が守られ、市のエコプロジェクトにも一役買う。障がい者の働く場もでき、輸入する食料も減らせる。と、いいことづくめのアイデア、頂きましょう。 次回につづく・・・お楽しみに!。