昨年の大きな成果は、「(仮)地下水・湧水保全条例」制定への動きです。これは「おいしい水を飲み続けたい」との思いに始まり、豊かな国分寺の水を守り水や緑に親しんでいきたいこと、そして非常時の水の確保という防災の視点や地球温暖化対策など様々な切り口で、国分寺ネットが提案し続けてきたことです。そこには「地下水の会」とともに行ってきた18年にわたる流量調査や井戸調査などの活動もあります。条例制定にむけて、12月議会で市長が「関係部局で協議を行い、実効性のある条例にしていく」と明言し、年明けから協議が始まったことは、大きく一歩前進です。
今年も広く市民に呼びかけ、多様な視点からの意見交換が進められるように注目していきたいと思います。
国分寺・生活者ネットワーク
代表 高瀬かおる