放射能って・・・みえない不安

学習会を開きました

講師の板橋志保さんの所属する高木学校 高木仁三郎さんは、「市民の目前で科学をみる。市民の手に科学を取り戻す」活動で原子力発電、プルトニウムの危険性を世に知らせ、もう一つのノーベル賞といわれる「ライト・ライブリフット賞」を受賞した。 当日、スライドを使ってわかりやすく説明する板橋志保さん
講師の板橋志保さんの所属する高木学校 高木仁三郎さんは、「市民の目前で科学をみる。市民の手に科学を取り戻す」活動で原子力発電、プルトニウムの危険性を世に知らせ、もう一つのノーベル賞といわれる「ライト・ライブリフット賞」を受賞した。 当日、スライドを使ってわかりやすく説明する板橋志保さん
福島第一原発事故による大量の放射能飛散は、首都圏に住む私たちにとっても健康や影響に対する不安を増大させています。ネット事務所にも、連日とくに乳幼児や小学生の子どもをもを持つ保護者の方々から、不安や要望が寄せられています。国分寺ネットでは、まずは放射能を知ろうと、高木学校出前講師の板橋志保さんをお招きし、「放射能?なぜ怖い? それでも放射能に負けない暮らし方」学習会を6月25日(土)10時より、国分寺労政会館にて開催しました。

当日は、子育て中の方々を中心に61名の参加があり、プールへの不安や学校給食の安全性、砂場や公園の数値はどうなのか等質問が相次ぎました。

板橋さんは、放射能を正しく理解し、適切な情報を集めること、原発や汚染の状況を具体的に細かく監視すること、目先のことではなく長期的に考えること、個人の事情や年齢に応じて自分で判断することが大切と話されました。

都議会議員の山内れい子からは、放射能測定などの東京都の対策を報告。刻々と変わる状況に臨機応変に対応できるよう、引き続き求めていきたいと報告がありました。
国分寺・生活者ネットワークは、6月議会質問で高瀬かおるが、放射能対策について質問・提案してきましたが、今後とも子どもが長時間活動する場での継続的な放射能測定や給食を含む安全対策について取り組んでいきます。