戦争する国NO! 暴走政治STOP! 「共同を広げる市民のつどい」
~熱い思いの人々が集まり、満席での開催になりました~
2015年12月に行った「私たちはあきらめない安全保障法制反対」集会の第2回目を3月28日の夜に行いました。会場のLホールは開始前から熱気に包まれ、演台には「平和の花」とも言われるムラサキダイコンが飾られました。
始めに市内在住の「歌う社会科教師」の異名の持ち主、箱崎作治さんの『五日市憲法草案から一条の光となって』独唱からスタートしました。続いて講演は「メディアをめぐる状況と戦争させない私たち」のテーマで金平茂紀さん(TBSキャスター)のお話です。現在の情報に関する閉塞感・・・最近、大臣から「放送法違反は電波停止を」との問題発言も飛び出したメディアの世界ですが、報道が市民の知る権利に応えているのか、知りたいことがいっぱいでした。
1960年代のベトナム戦争をビデオで映し出し、当時、日本で報道されていた南側からではなく、北ベトナムで取材し報道した田英夫さんが、大きな政治の圧力によって解任させられたことを紹介。まさに、今現在行われていることではないか?
しかし、メディアのやらなければいけないことは何か。「大きな権力を持っている者に対して監視の役を果たす少数派であることを恐れてはいけない」これは、8年前の奇しくも集会と同日(3月28日)、最後のテレビ出演となった筑紫哲也さんの言葉です。金平さんご自身が、今、改めて、この言葉を「変えてはいけないもの」としてDNAを引き継いでいく、と力強いお話でした。大きな権力、政治の影響力との闘いに押しつぶされそうになる個人がいることや、市民が知りたい本当のことがきちんと語られていないこと、そして市民は選ぶこともできない現実があることを改めて認識し、頑張っている記者もいることに勇気をもらいました。
最後に今後に向けて、「安保法制の廃止」と「立憲主義の回復」の2点で合憲し、野党5党への申し入れを行い、共闘するための(仮称)「国分寺・市民連合」を立ち上げることを提案しました。たくさんの拍手で承認され、これからも「大同小異」、まとまることで一致しました。共同を広げる市民がつながるときは・・・・・・「今でしょ」