駅前を武蔵野の森に~「国分寺の樹木と生きものとまちづくりPartⅡ 」学習会参加者の感想を紹介します

先日(2021年11月3日)行われた学習会「国分寺の樹木と生きものとまちづくりPartⅡ 」では、様々な年代の方々に参加いただきました。 参加された方の感想を紹介します。

国分寺駅北口のリオンホールでの講演会では、再開発で出来た国分寺駅北口交通広場に「武蔵野の森を創る」というコンセプトのもと、どのように進めてきたかの話を聞くことが出来ました。国分寺市の担当者から開発の経緯の説明があった後、植栽計画を指導した東京農工大学名誉教授の福嶋司先生から詳細な解説がありました。北口広場を「武蔵野台地の森」の「手入れされた状態」と「放置された状態」、「丘陵地の森」の「手入れされた状態」と「放置された状態」、そして、「国分寺市を代表する植物」のゾーンに分けて植栽しているとのことでした。その説明から、「武蔵野の森を創る」という先生の熱い思いが伝わってきました。

ホールでの講演の後、実際に交通広場に出て、見学しました。北口を出てすぐ右手にはシンボルツリーとして大きなケヤキが植えられています。普段、毎日のように通っている広場ですが、何が植えられているか、あまり気に留めていませんでした。先生のお話を伺って、四季折々の変化を見るのが楽しみになりました。5年10年と長いスパンで森を育てる計画です。その変化を見るのも楽しみです。(美しい用水の会 大野政智)